今回ふたラボでは、2019/ 7/ 20に札幌の創世スクエアにて、札幌市内で活躍する企業を地元大学生に知ってもらうことを目的に行われた、約3ヶ月間に渡るプロジェクト『M-PRO』の成果発表会に行ってきましたので、その様子をお伝えします。
このプロジェクトは主催が札幌商工会議所、共催が北海道新聞、札幌市によるものです。
『北海道新聞』にも掲載されています。
www.hokkaido-np.co.jp
どんなプロジェクト?
イベントの様子
こちらが会場の様子です。前の方ではプレゼンが行われ、後ろの方では各チームごとのブースがあります。
参加者は出入り自由なため、好きなタイミングで気になるブースに行き、パンフレットを見たり、話しを聞いたりすることができます。
以下の写真は、互信ホールディングス株式会社のプレゼンをする、北海学園大学 経営学部 佐藤大輔ゼミのプレゼンターです。
ピシッとしたスーツを身にまとい、3ヶ月間に渡って制作してきたパンフレットにかける "思い" をプレゼンしています。
聞いている学生はそれぞれ評価シートを記入し、WEBで投票します。
全プレゼンが終わると、表彰式が始まりました。
評価方法は、1位、2位、3位という順位をつけるのではなく、評価に応じて『インパクト賞』『イメージチェンジ賞』『エキサイティング賞』という3つの独立した賞が与えられました。
さいごに
イベント後にプレゼンター数人にインタビューをしました。
そこで多かったのは、「苦労したけどこのイベントを通して得たものはとても大きかった」との意見です。
「聞いたことがある」程度の業界の、働いたことのない企業に対して、まずは対話を通して知ることから始まり、そこから学生に響く魅力的な部分・強みを見つける、または掘り起こして、言語化し、学生に響くデザインや伝え方に変換して、期限までにパンフレットに落とし込んでいく。
さらにチームでカタチにしていく以上、チームマネジメントも必要になってきます。
話に聞くと何度もボツになったり、企業の方からの厳しい意見もあったとか。しかしそれは意地悪で言っているのではなく、企業の方も本気でやっているからこその意見だと思います。
そのような意味のある3ヶ月間をただの「辛い経験だったな〜」で終わらせずに、このイベントを通して自分が "得たもの" をしっかりと言語化して、自分のものにすることが大切だと思います。
さいごに、イベントの主催者様、共催者様、参加企業様、参加学生様、お疲れ様でした!
(撮影:ふたラボ)